ウオッカベースのメジャーカクテル「モスコミュール」
モスコミュールは、ウオッカをベースにライムジュースとジンジャーエールを加えた爽やかな喉ごしのカクテルです。モスコミュールは「モスクワのラバ」という意味で、ラバとは後ろ足で蹴り上げる力が強烈な馬とロバの交配種のことを言い、「まるでラバに蹴飛ばされたようだ」と例えられるほど刺激的で強いカクテルだったそう。ウオッカはクリアなスピリッツのため、味はほとんどありませんが、ライムの爽やかな香りとジンジャーエールのすっきりとした味わいは女性からも人気です。
ウオッカは強いお酒だけど、アルコール度数は?
一般的なウオッカのアルコール度数は平均で40%ほど。レシピにもよりますが、ジンジャーエールやライムジュースを入れるとモスコミュール1杯あたりおよそ10~16%ほどになります。ワインや日本酒ほどのアルコール度数ですが、爽やかで喉ごしの良いモスコミュールは、飲み過ぎに注意が必要です。
どうやってつくるの?
つくり方は意外と簡単で、ウオッカとライムジュース、ジンジャーエールを銅製マグカップに入れて混ぜるだけ。甘口に仕上げたいなら甘みのあるジンジャーエールを、より刺激的な味わいを求めるなら辛口のジンジャーエールを選びましょう。できれば、グラスではなく熱伝導率の高い銅製マグで味わうのがおすすめです。